横に置いていた読書も再開
友人から借りた雑誌『ヨレヨレ』の
創刊号から第4号と
創刊号から第4号と
店頭で見つけられなかったので図書館で借りた
『ヨレヨレ』と同じライター・鹿子裕文さんによる『へろへろ』
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「宅老所」なるものを実践をもって全国に知らしめ広めたという
福岡県にある「宅老所よりあい」のリアルな日々を
笑いたっぷりに綴る文章に
猛烈に引き込まれました
読みながら、妙に泣けて仕方なかったのだけれど
「感動」という類いには分類したくない気持ち
半分は笑い泣き
そして驚嘆
認知症のお年寄りとの日々は
熱くて
認知症のお年寄りとの日々は
熱くて
とほうもなく眩しい
父の晩年や、同じく老いていく母の今後や
私たち自身の将来の暮らしを思うにつけ
どうありたいか、老いた時にどうあれたらしあわせかという希望は
多くのひとに共通している部分があるようなのだけど
多くの場合は希望通りにいかないようで・・・
けれど、それをどうにかこうにか、資材を集め私財も投じて
山を削る、というより山を築くかのごとく実現してしまったひとたちがいて
山を削る、というより山を築くかのごとく実現してしまったひとたちがいて
(その猛烈な日々=総工費3億円を稼ぐとか、が綴られています
煮えたぎる魂の力技を前に
「ひれ伏して」などいてはいけないと思うのだけれど
「ならば行動あるのみ」と思うからこそ
いろんなものが刺さる
(もちろん刺すのは自分なのだけど
ただ、なぜこんなにもひかれたかといえば
目指すものの「要素」がそこに綴られていたからで
気を取り直してそのことに焦点を当て直す
目指すものの「要素」がそこに綴られていたからで
気を取り直してそのことに焦点を当て直す
おぼろげなイメージを確かなものにする力に代える
「老人介護施設」発信の媒体であること
のイメージを覆すことに全力を注がれた雑誌『ヨレヨレ』は、
シュールでリアルな笑いを幾重にも練り込んだ文章と
当時10~12歳のモンド君の味わいたっぷりのイラストが秀逸で
私も購入して手元に置きたかったのだけれど残念ながら現在は廃刊
事情は「宅老所よりあい」のホームページに書かれています
でも他にも書籍はたくさん出てるのですね!
◆「宅老所よりあい」の本 http://yoriainomori.com/?page_id=208
支援はいろんな形でできます
ホームページからは、
『ヨレヨレ』そして『へろへろ』が書かれた頃
(老人介護施設「宅老所よりあい」に加えて
(地域密着型特別養護老人ホーム「よりあいの森」をなんとか仕上げた頃
とはまた違う次のステージに、施設の皆様は差しかかっている様子
作って終わりではなく
そこからが始まりであるという
気の遠くなるような
まさに終わらない熱い物語が
日々繰り広げられていることが伝わってきます
雑誌『ヨレヨレ』は最終的に所有者の友人にお返ししますが
どなたに読んでいただいてもどうぞ、とのこと
読みたい方、お渡しできそうな方がいらっしゃったら
ご一報くださいませ
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友人のブログ「ココチノ」での紹介記事
ソフィーさんの後に私がお借りしました
旅する雑誌『ヨレヨレ』
次はどこへ旅するのか?(できるのか??
こんな時、つなぐ「場」がないことを心底残念に思うけれど
その分、自分自身があちこちに放浪できているのだから、よしとしなくては
今は旅する時
それを満喫する時
いつかまた全部役に立つ
「宅老所よりあい」のホームページ内
◆よりあいのあゆみ に
「理念とよべるものがあるとすれば~」以下に書かれていること
実に共感します
◆よりあいの森カフェ は
著書『へろへろ』で書かれている様子がホントによくって…
そういうこと だ
支援とか交流とか、肩ひじ張ったことでなく
自然なかたちで存在し合うこと、ケハイが混じり合うこと
さりげなく、なんてやれそうもないことを
さりげなくできるように、仕組む(仕組みを創る)のだなぁ。。。