今年のテーマは、いざゆかん東北へ!ということで
(ま、今も東北に居るっちゃぁ居るんですけど^ー^:
(ま、今も東北に居るっちゃぁ居るんですけど^ー^:
このところ連続で訪ねていた益子・笠間の陶器市行きは秋季に望みを託し
GWは、岩手県は盛岡市を目指しました
出足早速、東北自動車道が事故渋滞とのことで
しばし国道4号で北上
曇天の安達太良山に「行ってきま~す」
これは・・・
大地を泳ぐ鯉のぼり
鯉、昇り前?な感じ?
旅だね~ 休暇だね~~
関東ナンバーの車がいっぱい、バイクもいっぱい
みんな気をつけてね~~~
S 「 きゃは~ むかん、だって~(*´∀`*) パチリ
K 「 買わないひとは撮らないでくださーい( ̄ー ̄)
今年は5月にも花見ができると期待していたのだけれど
東北地方も例年より早く咲いてしまったとのこと
葉桜もまたよし、と思っていたら
道中、山桜が花吹雪で迎えてくれてテンション上がる
まず向かったのは岩手県花巻市
「昭和モダン」なお店には目がない上に
6月閉店と聞けば尚更!と目指したものの、予感的中
地元のお客様で大行列~~
食べたかった名物メニューの品切れ札も出ていて
これはもう潔く撤退、お席は地元の方々最後の思い出に
そんな風景を見れただけでよかった
それにしても・・・ 気になったのは中心市街地のさびれ感
花巻ってこんなだったかな?
学生時代、バイクの免許を取ったらまず行こう!と決めていたのが
こちら、宮沢賢治のふるさと、花巻市
2年生の夏休み、愛知から東海道、そして東北道へと
北を目指して走ったんだな~~・・・
台風に追われて、浜松で追いつかれ、追い越され・・・
いろんなひとにお世話になりながらの初めてのバイク旅
きらっきらしていた花巻・・・
思えばあの頃は街なんて見ていなかったんだなぁ・・・
商店の営みだけでなく、田畑の景色どれひとつを取っても
どんな労働の日々の賜物か何も知らずに
賢治の物語の切れ端に
ただ無邪気に大地や空や川を眺めていただけで
彼のほんとうの問いの難しさやシビアさを
わずかながらも理解するのはずっと後のこと
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今ではいくらか世のこと、天地のこと
気に掛かるようになったものの
賢治の思想も、賢治の生き方も、私には相変わらず難しく
倣えるのはオロオロ歩くことくらい
デクノボーへの道は遠い
現在の花巻は、地方都市共通の悩み
無秩序な郊外化、中心部の空洞化が問題になっている様子
今回、資料館など賢治関係の観光ゾーンには立ち寄らなかったので
その界隈のにぎわいのほどはわからない
先人が残した思想は、ふるさとの寄る辺として
若者たちにはどんなふうに受け継がれているのだろう
賢治が示しているのは普遍的な「答え」ではなく
普遍的な「問い」ではないかと思うにつけ
自らの答えを見つける精神が育まれているとすれば
希望はあるというものか
翻って思う
自分はふるさとの何も・・・ 受け継いでいないなぁ (>_<)
このところは、再び新潟に戻った後の暮らしをあれこれ考えます