2016年4月27日水曜日

お菓子のさかいさんと黄色いブッセ

郡山の好きなもの


「 お菓子のさかい 」さん
「幸福(しあわせ)の黄色いブッセ」

いわゆるチーズブッセだけど、しっとりしていて
ちゃんと刻んだチーズが入っていて
バターの風味と相まって美味しさ格別

元気のでる黄色いパッケージもよいし
絵も好み
木のてっぺんに鳥がいるの*^ー^*

気軽な(だけどちょっと特別な)おやつにちょうどよいのだけれど
(新潟でいうところの大阪屋さんみたいな?)

美味しいものは日持ちしないのが常
保管温度にも配慮したいので
遠方への手土産にはしにくいのが残念なところ



お菓子のさかいさんは店員さんの感じもすこぶるよい
(新桜通り店とザ・モール店しか行ったことがないけれど

この、日持ちのしないブッセだけど
九州の友人に送りたくて買いに行ったらば

送り先を聞いた店員さん、念のために、と運送会社さんに確認してくださった

博多であれば、もう大丈夫かな・・・ と思ったのだけれど
日持ちのしないものだから、もしものことがあっては、と
さかいさんのご配慮は慎重だった

運送会社さんからは、
福岡についてはだいたいは平常通りになっているけれど
場合によっては遅れることも・・・ とのご返事

確かに、そうだよね、確かに


結局、今回のブッセは見送ることにしたのだけれど
この時店員さんにお尋ねしたことへの対応すべてが素晴らしくて・・・
(聞きたいことが届いているというか

これまでも、来たときは毎回なにかうれしい気持ちになって帰っていたのだけど・・・


私、郡山を離れたら
さかいさんの黄色いブッセが恋しくなると思う


他で代わることのできないものって
やっぱり ひと なんだなぁ・・・


写っているチーズスティックも美味しくて
こちらは日持ちのするうれしいお土産定番アイテム

画像はないけど「チョコ&コーヒーバウム」(要冷蔵)も絶品で
「ご褒美おやつプリーーズ(*ノωノ)」 になるとわかっている時には
ブッセかバウムがひとつ冷蔵庫にあればがんばれる



2016年4月25日月曜日

コレ、なあに?(追記あり)

お花見ネタを書く前に見かけてしまいました

これなあに?(T_T)

新潟県の放射能情報一覧
http://new.atmc.jp/pref.cgi?p=15

統合グラフ部分を拡大すると・・・↓

新潟県の放射線量統合グラフ
http://new.atmc.jp/prefs.cgi?pref=15&mode=

柏崎市だけ突出しています 
(他はほぼ一列、0メモリ付近に重なっています

2016年4月24日23:40  36μSv/h (@_@) って・・・

(その数値の意味、わかります?
  ワタシ、ちょっと前までは全くピンとこなかったのですけど、今は異常だってことだけわかります(>_<)

これ、なあに???

※4月26日追記
25日にアップした上記リンクページ↑は、時間が経つと変わってしまうだろうなと
本日確認しましたら、案の定、最新分のデータに変わっていて
私が見てほしかった内容ではなくなっていたので
週間データグラフで再確認しようとしましたら・・・

恐ろしいことに、そちらは10分刻みではなく1時間刻みのデータ表示なので
直近の柏崎市街地では、23日4時、9時と25日零時に「6μSv/h」台が表示されているのみ 
 (これでも平常時より相当高いと思いますけど

「24日23:40 36μSv/h」 は確認できません(@_@)

*************

このサイト↑は文科省の公式データをもとに作成していると書かれています

他の測定サイトではどうなっている?と検索してみると・・・

①原子力規制委員会 「放射線モニタリング情報」 や 

②新潟県 「環境放射線監視テレメータシステム」 が出てきますが


どちらもパッと見られる画面はリアルタイムの情報で、1分ごとに更新とか・・・
それもありがたいですけれど、
ずっとは見ていられないのでね、過去の分も
時系列グラフでパッと表示されているとありがたいのですけどね・・・

①の「放射線量測定データ」をダウンロードしてみたら
やはり  「柏崎市街地・24日23:40 36μSv/h」  と記録されていました

*******

これはいわゆる刈羽原発のベントとかなのですか? 

こういうの、しょっちゅうあることなのですか??

地元で話題になっていますか??

これくらい、たいしたことではないのですか???


※4月26日追記
①↑の記録はそのまま確認することができましたが
この原子力規制委員会のサイトで10分刻みの値が表示されるのは直近の「1日分」のみ
のようなので

トップ画面「エリア移動」のところから24日のデータを見に行っても
23:40の「36μSv」は確認できません
 
「1日分」以前のデータを10分刻みで見たい場合は
「放射線量測定データ」をダウンロードして見なくてはならないように思うのですが・・・

そんなのいちいちやってられませんぜ(-_-メ)

となるようにうまくできています
(もっとズムーズにデータを見るやり方もあるのでしょうか?



こうして、何もなかったことみたいにして
埋もれていくのね~~~(>_<)  と、今頃知ったしだいです 

刈羽原発は運転停止中ですが、
火災があったり、市民に知らされぬまま放射性物質を放出していたり

原発はいずこも、これまでもそうだったのだろうけれど
知らずに、知らされずに、きてしまったのだなぁ。。。

嗚呼、穏やかじゃない(-_-)



この春、最も、些末な思惑から解放されて滅私・嘆息のみに浸れたのは

悠久の時を生きてきたこの方の満開を
一目したときでした

樹齢推定1000年超 三春の滝桜




2016年4月23日土曜日

誰宛てなのか迷走

例によって
言葉を失い気味に過ごしておりましたが

裏を返せばやはり例のごとく
モヤモヤいっぱい、わからないことがいっぱい

こんがらがっているのをほどいたら・・・

長文になりました(T_T)
お付き合いくださる方、ありがとうです(*ノωノ) むぎゅー



甚大な被害にあわれた方々には掛ける言葉もなく
ただ胸を詰まらせながら、わずかばかりのできることをするほかないと思うのですが

有難くも変わらぬ日常をいただいている者にできることのひとつに
熊本の被災地情報以外にも目を見張っておくこと、があるような。。。

この混乱に紛れて
なにか気になることが進行していないかな?




徐々に震災以外のニュースも流れるようになり

国会の審議に気になる話題があったり
そちらに明るくないので情報を後追いするのでやっとですが

耳を疑うような福島の汚染水及び汚染土処理に関する話題があったりする中


喫緊の最大の関心事は稼働中の九州電力・川内原発


このたび情報が出るの、とても遅かったです

地震直後数日間のテレビはほぼ熊本の震災情報オンリー
(それを過剰・無用と言っているわけでは決してないです

余震の拡大で大分・福岡の被災状況もほんの少々映されましたが

ところで鹿児島は??? 

鹿児島県内のレポートは一度も見てないような
なんなら鹿児島県はほとんど揺れてない、
くらいの感じでしか目に入ってこなかったような。。。 

最大の被災地に報道が集中するのは今に始まったことではないけれど

こと原発に関しては、報道規制があるのか?
と思うしかない状態


NHKでは籾井会長が
「住民の不安をいたずらにかきたてないよう、公式発表をベースに」と指示したと
◆毎日新聞 4月23日 
http://mainichi.jp/articles/20160423/k00/00m/040/126000c

(追記)
「原発報道に識者見解、不安をかきたてる」 とも
◆朝日新聞 4月27日
http://www.asahi.com/articles/ASJ4V62ZQJ4VUCLV00S.html?ref=nmail

もう「報道」ではないね
「広報」と呼ばれてもやむをえない

忠実ですね(-_-) と思いつつ、福島第一原発事故の際に
政府がパニックを恐れて最も重要な情報を出さなかったことを思い出します

だからワタシ、有事における「公式発表」への信頼はありません
5年前と政権は変わりましたが特定秘密保護法という武器を手にしたとあればますます

政府の方針と姿勢を見るには役立ちます




この小さな国で
福島のような原発事故を二度と起こしてはならない、と日々思うにつけ
九州電力はじめ関係機関には最大限の慎重さを求めたいのだけれど

最寄りであれだけの「想定外」の地震が起きたというのに

「川内原発で想定外の事故が起きるとは判断していない」
                   by 原子力規制委員会・田中俊一委員長

って。。。 なんでそんなに尊大なんだろう


福島第一原発で最後の砦となったという「免震重要棟」も無く
 (東京電力の福島第一原発にこれを作るよう要請したのは新潟県の泉田知事
 (震災のわずか8か月前に完成したというから大いなる幸い

実効性ある避難計画も無く

あるのはただ人知の及ぶ範囲で作った「基準」だけなのに

備えても備えても、それでも起こりうる万が一、への備えをすることが
国民の生命と財産を守る上で最大の任務だと思うのだけれど

丸川原子力防災担当相はその責務を規制委員会の判断を盾に放棄した形だけど

田中委員長は常々「予防的に原発を止めるかどうかは政治的判断」
という立場


自分が被災するわけじゃないと思っているから?
また「予見できない想定外」でしたと言えば責任は問われないと思っているから?




即時停止することを求める市民団体の署名活動や文化人たちの申し入れのニュースや
◆東京新聞 4月17日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201604/CK2016041702000107.html

稼働停止しないことへの批判が論じられだした中、
止めないのではなく、もしや止められないのではないか?
という推論まであって、ぞっとしますが


鹿児島の人たちはどう思っているのかな・・・

恩恵を受けている方々には言えないこと、言いにくいことはあると思うけれど・・・

現地では大きな反対も混乱もないような体で伝わってきておりますが
本当にそうなのかな?

と思って検索すればようやくこういう報道を目にしたり

◆ニュースサイト HUNTER
http://hunter-investigate.jp/news/2016/04/post-864.html




川内原発の事故を予防し不安を取り除くことは、
熊本・大分の支援・復興にとっても重要であると
政府には考え直してほしいです

万が一事故が起これば・・・

避難できない住民が被害をこうむるだけでなく
現地支援者も、「買って応援」も、激減してしまうよ

助けたいのに助けに行けない無念な事態、
壊れてもいないのに帰れない家が、また、できてしまうよ。。。


無用に脅しているわけでなく。。。  

そもそもこんなことを言うような立場でもないし

誰に言っているのかわからなくなったけれど。。。 (/_;) 


どれだけ補償をもらっても、ふるさとは元には戻らない
(そもそも大半の人には生活再建に足りる補償などない

近隣都市部であれば避難するどころか被災者を迎え入れ
経済活動の継続と引き換えに低線量被ばくが身近な暮らしに甘んじなければならない
というのは、暮らしてみて痛感したこと

それでもみんながんばっているのも確かなこと
明るく、前向きに、あきらめず、投げ出さず、知恵と努力で復興してこられた

その陰に、たくさんの失ったもの、台無しになった人生がある

被災は、まだ全然終わってない


これが新潟・刈羽原発だったら、と常々考えます
我が長岡市・見附市が福島市・郡山市のようなことになる事態もありうると


鹿児島へも、全力で関心を向けたいです
こうして知人に宛てて話題にすることくらいしかできないとしても

報道の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします




うっかり地面の写真ばかりになりそうでした

決してうつむきがちに歩いているわけではなく^ー^:
基本、空を眺めがちなので、真昼の月を見つけるの大得意

でも桜の頃は、天も地も、水面も風そよぐ野原も
みんなうつくしいのだもの

足元も見落とさないように
大忙し


次回こそは今年の花見の報告を
山行きました!花見しました!元気です!


2016年4月7日木曜日

春のつれづれ

帰省した幾日かのうちにあれよあれよと春がやってきた
花見などには出かけたりせぬまま
郡山に戻ればこちらもまたすっかり桜が咲き出していて、眺め一変

ちょっと焦る


それにしても曇天

今年の春は気ぜわしさだけで
あまりこころ浮き立たないのはどうしたことか

と問いかけてみるも、ほんとうは理由などわかっている

いまひとつな父の容体に加えて


雪不足に
おしゃべり不足


海 不足でもあったのだなぁ。。。
カモメの声までもが恋しくて深呼吸 


海を吸う

青空を吸う

肉と野菜は足りています(。-_-)  お魚は連日食べさせてもらいました
しかし、あーーー 山菜は不足 

春なのに
山にも行っていない


無いものを数えるのはいい趣味ではないけれど
満ち足りている時には思い至らないこともある


避難のためにふるさとを離れた人
帰るふるさとを失った人などは、どんな思いでそれぞれの地にいるだろう

自分とこの桜が一番うつくしい
と、ふるさと自慢をするのを微笑ましさだけで見ることができない


そこにきてハイ
相方のお休みがピンポイントで雨ときた(-"-)



それでもくじけず出かけます、福島市
凍えそうに寒くて、道路は水しぶきいっぱい、風情どころでなかったけれども
それでもまあよし

こころの中の青空フィルター通しちゃうもんね
ついでに映画観て、お気に入りのコーヒー屋さんとパン屋さんにも
行っちゃうもんね


ふたりだったらどこだって楽しめる


だけどもね。。。


コレだけはいただけない
更に上昇する前に退散


土あるところ、落ち葉あるところは、やはり線量が高い
ここは大きな祭りごともする(子どもたちも来るであろう)大事なお山

場所にもよるし
福島全体がキケンだとかそんなことを言いたいわけでは決してない
 (福島県内には新潟市の前の住まいより低いところもいっぱいある

この数値をどう捉えるか、についての見解は個々人で異なると思う 
原発事故から5年経って、随分下がったのだと言う人もいると思う

「数字」への慣れというのは私にもある
自分のいる場所への肯定反応(?安全だと思いたいという心理?)なのかなと思う


ただ、これは私にとっては、この程度はやむをえない、という数値ではない
こういう数値を日常のレジャーの中で見ることに疑問を感じていたい


それでも生活はする
元気に暮らすすべはある
信頼できる食品は手に入るし、なるべくこの地を楽しもうと思っている
(そういう話ももっと書いたほうがよいね~

だけどもよ

日々聞こえてくる避難指示解除のことを思う


アスファルトの道路の縁だけ除染して
敷地だけ除染して
ずっと屋外にいるわけでもあるまいし
屋内はさらに低いからいいだろうとか

暮らしって
そういうことじゃないでしょう
ってことを、こういう時に思い出す

とりわけ豊かな野山の自然とともに生きてきた人たちは
庭だけじゃなくて、茂みにも林にも入るでしょう
そこのものをありがたい恵みとして食べてきたでしょう
座ったり、土や草にまみれたり
子どもたちとも連れだって遊び、分かち合って人生を慈しむでしょう

何より贅沢で幸福で当たり前なそれらの営みが、奪われたのだということを
政治家や電力会社はどう思っているのか

取り返しのつかないことをした、と思ってくれているならまだいいとする

けれどどう思って現段階で避難指示解除をしたり再稼働を進めたり
その判断基準を決めているのか

東電は巨額を投じて安全アピールのCMを流している場合なのか
(是が非でも再稼働させたい刈羽原発のある新潟県内にだけ

住民の反発を受けて森林も除染すると言い出した
だけど本当に大地の除染などできると思っているんだろうか
作業員に延々と被ばくをさせながら
汚染土の行き場もないのに

混ぜて薄めて広げるの?


隣国の核実験の影響にシビアになる以上に
もっと自国の恥ずべき垂れ流しに向き合ってくれないか


この地で美しい自然や豊かなる営みに出会えば出会うほど
私は憤ってしまって思いのやり場に困るのです



実家近くで久々に見た気がしたつくしんぼ



そうそう、春の景色ってこうだった



近くの神社の桜が咲きはじめたころ
庭で満開だった梅が散りだして


郡山に戻る日に花桃が一輪咲きました

福島県の三春町は春に梅・桃・桜が一度に咲くから三春
というのだとか

桜前線があちらとほぼ一緒の我がふるさとも
ほぼ三春


春爛漫

こころおきなく土に親しみながら
日ごとに芽吹き花開いていくのを愛でさせてもらいました