2015年8月5日水曜日

仔熊日記

ぼくたちがすんでいるのは こおりやましにある ひたいとりやま

このひも あさから おさんぽしながら ずっとたべてた

なつは きのみも おおきいむしも たくさんいるから たべほうだい

だいたいは しげみのなかに いるけど

ひろいところで のびのび んーーー を することもあるし

はっぱがないみちを よこぎるときもある 


このときは はっぱがないみちから しゃめんを のぼろうとしたんだ

そしたら がらんごろんがらん て なにか うるさいおとが ちかづいてきた

かあさんは おいで はやく て ぼくをよびながら

がうぅ・・・ がうぅ・・・ て おとのほうにも きこえるように いったんだ

でもぼくは がらんごろん が どんなやつかみてみたくて

しげみにはいるまえに たちどまっちゃった


ふいに そいつは ぼくのよこにいた

でかい

かあさんよりも でかい


でも かあさんのほうが きっとつよいぞ

そいつも ぼくにきがついた 

ぼ ぼくだって つよいんだぞ

だって くまだもん

がるぅ・・・  がるぅ・・・  %$&▽∴△ ・・・

いっしょうけんめい ほえてやった

そしたらそいつ そのままいってしまったよ


かあさん かあさん ぼく おいはらったよ

かあさんは はなのさきで ぼくをなでてくれたけど

ほめてくれたかんじじゃ なかった

こわいかおがほっとして よかったね のかんじだった


ぼくも よかった って おもったよ

ほんとうは ぼくも とっても どきどきしたんだ

そいつのうしろすがたは まえからみたより おおきくて

とおくなっていくのに がらんごろんが さっきより おおきくきこえたんだよ


こんど がらんごろん をきいたら

ぼくも かあさんみたいに しらんかおして とおりすぎよう

あいつみたいに たちどまらずに さよなら

そのほうが かっこいいくまなきがした



「熊はやっぱり犬とも狸とも違うなぁ」 by 相方


額取山(ひたいとりやま)
通称・安積山(あさかやま)1008.7m

8/5 相方単独登山にて
小熊と遭遇

茂みの中から何か聞こえたが
空耳かと歩き進むと道端に小熊

がう・・・がう・・・と
ちっちゃいなりに威嚇してくる

そう思ってみれば先に聞こえたのは
こちらの鈴音に気付いた親熊の声と思われ
(低くて太い唸り声
親熊がすぐ近くにいるのはまちがい無し

とにかく平常心を保って通りすぎることに専念
なにごともなかったように
歩みを変えることなく
鈴の音だけは意識的に大きく鳴るようにして・・・


振り返ったら親熊が見てただろうか?
と言うので
背中を向けて去るのはどうなん?と聞くと
(セオリーでは、熊の方を見たまま静かに後ずさりせよ、と言われている
気付いてないふりで通りすぎようと、その時は思ったのだと

今年一番のピンチ
かつ一番の失・シャッターチャンス
だそうな

無事でよかったね(>_<)


だけどやっぱりちょとだけうらやましい(。-_-)

と思ってしまう私なんかが同伴してたら
大変なコトになってたかもね

きゃ~小熊~~ヾ(*´▽`*)ノLove

⇒即刻、親熊登場 ヽ(*`エ´*)ノ ワレ ウチノコニ ナニスンネン(怒)

ひいぃ∑(゚∀゚ノ)ノ


ほんとに無事でよかったね(>_<)